2010年10月18日月曜日

22.浣腸について

「実は怖くてまだやったことがない・・・」という方も多いのではないでしょうか。

ご存知かと思いますが、浣腸とは、おしりの肛門部に液体をいれて、腸の壁の面を滑りやすくし、又腸の動きを活発にして、便を出す事です。



それでは昔から販売されている「イチジク浣腸」をご存知でしょうか?




イチジク浣腸の成分を調べてみると、主な成分はほとんどグリセリンで、塩化ベンザルコニウム、精製水で作られています。



グリセリンらは何なのでしょう??




□グリセリン□
調べてみると、グリセリンは水とよく混ざる特性があるので、肛門に注入する事により、腸内へと注入されて浸透圧による圧力で大腸を刺激し、腸内において、便を肛門の方へ出そうとする運動が促進され、便を軟便にして、下痢をきたすときのように、瞬時に排便されるのです。


□塩化ベンザルコニウム□
塩化ベンザルコニウムとは、殺菌消毒薬のことを指します。
主に石鹸などの材料に含まれます。
皮膚粘膜に対する刺激性がなく、臭気もないので、浣腸には粘膜の役割を果たします。


□精製水□
精製水とは、普通のスーパーやドラッグストアにいけば売っているあの精製水です。
精製水とは不純物をできるだけ少なくした水で、汚れを落とす力があります。


この3つの成分が、直腸に物理的な刺激を与えて、腸を動かし排便を促します。

浣腸は即効性があり、頑固な便秘にも有効です。

浣腸は始めは抵抗感がありますが、やってみると癖になる方が多いようです。

頑固な便秘の方は一度チャレンジしてはいかがでしょうか?^^

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